(MUP校長から学んだ!)倫理的思考スキルとは? 後半編
こんにちは!
MUP生ウサギクラスの吉田です!🐰
今回の内容は倫理的思考スキルの後半編になります。
それではアウトプットしていきます!!
目次
- 3C分析とは何か?
- SWOT分析方法
- 4P分析方法
- 市場分析方法
- ペルソナ分析方法
サービスの設計の一連の流れ!
このサービス設計の図をもとに一つずつ考えながら物事を
進めていく必要があります。
これからこのサービス設計を一つずつ解説していきたいと思います。
3C分析とは何か?
3C分析とは、自社、競合、顧客のそれぞれをリサーチし、戦略を考えるフレームワーク(手法)です。
事業をするにあたって3つの事を考えてサービスを設計していかなければいけません!
それがこの3つになります。
- Customer:顧客
- Competitor:競合
- Company:自社
この3Cの中で一番大事なのが自社の分析になります。
この自社の強みとか弱みなど説明できないといけないのですが、
意外にこの説明ができない人が多いです!
なのでSOWT分析というのを使って分析していきます!
SOWT分析とは?
- Strengths:自社のもつ強み
- Weaknesses:自社のもつ弱み
- Opportunities:拡大可能性
- Threats:縮小脅威
SWOT分析は「S=Strength(自社の持つ強み)」、「W=Weakness(自社の持つ弱み)」、「O=Opportunity(拡大可能性)」、「T=Threat(縮小脅威)」の4つの軸で企業を評価、分析する手法です。「強み」、「弱み」の内部環境と「拡大可能性」、「縮小脅威」の外部環境を統合的に分析し、将来の課題やニーズの把握、戦略構築に役立てられます。
このSOWT分析を使い自社を分析する事ができます。
※カフェを例に考えていきましょう。
新規にオープンする予定があります。
しかし近くにスターバックスがあり潰されないか心配だとしましょう。
3C分析を実際に使ってみよう!!
顧客分析
- オフィス街/平日に比べ休日は人が微妙/サラリーマン層が多い/男性6割程度/など
自社分析
- 強み=ドリンク価格が他社より安い/個人店なのでイベントが多数打てる
幅広いメニューを出せるなど
弱み=ブランド力がない/仕入れの原価率は大手より高いなど
拡大可能性=夜はカフェ事業意外もできる(バーなど)デリバリー業も可能
縮小脅威=他社に同じように事業をされると集客が減る可能性がある
競合分析
- 朝の入店数=50人程度、昼は100人程度、夜は40人程度、女性の顧客が多い、
店内でフードを頼む人は入店数の30%程度。
客単位を530円程度にすると1日の売り上げは100700円くらいです。
こうゆう風に自分の事業の内容を入れて考えていくのが重要です。
これで3C分析とSOWT分析が終わりです。
次に4P分析について解説していきます。
4P分析方法
上の図を見る通り4P分析をするにあたり4つのカテゴリーがあります。
- Product(製品)
デザイン/ブランド/パッケージ/サービスなど
- Price(価格)
市場で販売するための価格設定。慎重に検討しながら設定をするのが必要不可欠になる
- Place(流通)
製品を市場に流通させるための流通経路や販売場所が必要
- Promotion(販売促進)
市場の顧客ニーズを満たす製品を制作し、そのターゲット層に購入してもらう販売経路が必要
※この4つを使い3C分析同様にカフェで例を上げていきます。
- Product(製品)
サラリーマンや男性層が多い可能性があるためメニューはボリューム重視にする
夜もアルコールを提供する
女性層も取り込みたいので競合にはないドリンクなどの提供など
- Price(価格)
価格は昼の場合競合が多いため価格は低めで勝負!
夜は競合が少ないと考え少し高めの価格設定で狙うなど
- Place(流通)
オフィス街であるため一定のデリバリー需要もある事を想定
そのためランチもデリバリーを宅配サービスと提携してやるなど
- Promotion(販売促進)
ランチタイムに多くのフライヤーをテーブルに置きクーポン配布をやる
看板認知の獲得を狙っているためホットペッパーなどに転載しないなど
この分析を行い自社と他社の比較をして一つずつ改善をすればライバルに勝てます。
徹底的にパクる戦略がとても重要になってきます。
次に市場分析について解説をしていきます。
市場分析方法
この市場分析とは特定の商品やサービスを必要とする人がどのくらいいるのかなど
そしてそのニーズに人はいくらお金を支払うのかなどの調査を行い市場分析を出します。
まずニーズの調査を行う!
多くの人に「こんなサービスあったらどう思いますか?」と聞く事が重要です。
次にデプス調査を行う!
ニーズ調査の中から特定のニーズカテゴリー層(5人〜10人)程度に直接ヒアリングを
行う事が重要です。必ずリラックスできる環境が大事!
例えばゾゾタウンは、利用しているユーザーがカートに物をいれるが、
その日にはなかなか購入しなかったり翌月や月末に物を購入する事が
デプス調査でわかりました。
なので2ヶ月後のツケ払いシステムを導入を検討したなど!
こうゆう風にデプス調査を実際に行いお客さんの声を聞く事でいいサービスを
提供できる環境を整える事ができます。
デプス調査にも聞く順番があります
- スモールトーク(日常会話でリラックスしてもらい相手に安心感を与える)
- ライフスタイル質問(趣味や家族構成など色々聞いてその人の1日を聞く)
- ワンアヘッド質問(相手の年収や、家庭の経済状況など折り入った事を聞く)
- 最後に自分のサービスに対して意見をもらう事が重要(なぜ必要か不必要かなど)
このインタビューをして重要な事を相手が喋った時に必ずメモに残しておく事です。
そして一番重要なのは必ず自分のサービスは最後に相手に伝えましょう!
あくまで自分のサービスとおもられないように最初は聞く事が重要になってきます。
次にペルソナ設定方法を解説していきます。
ペルソナ分析方法
ペルソナ分析とは、デプス調査を終えて一番共通点がある部分を持つ人物を作り上げる事です。
それを「ペルソナ」と言います。
実際に存在しているようにその人を基準にして市場規模を逆算していきましょう。
一つの例で解説していきます。
例えば、40代の子持ち主婦で子供を朝に保育園に送った後に仕事に行ってます。
旦那は会社員でいつも22時帰宅です。
主婦は仕事が終わり子供を迎えにいくのが5時にいきますが、その後にスーパーに
買い物をしにいきその後の晩ご飯の準備が大変です。
同じような主婦にデプス調査をしたら10人中8人が宅配晩ご飯のサービスを利用したいと
回答してます。このサービスには1ヶ月5万くらいなら支払いができるとの事です!
同じような人はこの街に約2万人いるためこのエリアでサービスを提供すると
2万人✖️80%✖️2.5万円=月間4億ほどの市場規模が見込めます!!
このように実際に存在しているかのように考えて大体このくらいは見込めると予想して
プレゼンしていく事が重要になっていきます!
最後に市場に浸透して順番がありますのでそれを解説していきます。
まず普及の%を見る必要があります。
人々を4つのカテゴリーに分けていきましょう。
- ラガード(16%)
- レイトマジョリティ(34%)
- アーリーマジョリティ(34%)
- アーリーアダプター(13.5%)
- イノベーター(2.5%)
この5つの層がありますが、2種類の人たちに分かれます。
ラガード、レイトマジョリティ、アーリーマジョリティの人たちは冒険をせず同じ
店に行く人々の事です!
アーリーアダプター、イノベーターの人々は新しいお店に冒険する人々の事です。
なので最初はアリーアダプターやイノベーターの人々をターゲットに考える必要があります。
ラガード、レイトマジョリティ、アーリーマジョリティの人々は冒険をせずに
いつもどおり同じ店に行きます!なのでこの層の人たちにはニッチな戦略で集客して
いく事が大事になってきます!
この層を大事にする事で口コミが広がりラガード、レイトマジョリティなどの人々に伝わりお店に来てもらえる可能性がありますよ!
口コミで注目させるようなキャッチコピーを作って頑張っていきましょう!!
これで倫理的思考スキルの解説を終わりたいと思います!
最後まで見ていただきありがとうございました!
引き続きブログ更新していきますのでよろしくお願いします!
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